「苦難の道のり」、読みました･･･。
熱いですね！！

拝見しました。

「生まぐろ」
地中海産と表示が、推測ですが肥育マグロ（養殖）だと思います。

マグロの解体ショーで説明不足だったので補足します。
養殖の肥育マグロは天然ものとは似て非なるものです。マグロは泳ぎ続けないと生きていけないので元来は広い海が必要です。
運動不足で、簡単に餌が食べられますから脂肪がドンドンついて”トロ”が出来上がります。

そして、決定的に異なるのは、日持ちの悪さです。
解体して時間が経つと色変わりが早く商品にならなくなります。従って天然もののように一週間程度、熟成させたりは不可能です。

マグロの専門ではありませんから、知り得た範囲の知識ですが、プロに聞いても中々教えてはもらえません。


メロンについて
静岡のメロン農家をお尋ねして栽培について教えてもらったことがあります。

メロンはゴルフボール大に育ってくると、１２，３個に摘果されます。悪そうな実から切られるのは言うまでもありません。
そして、ソフトボール大になると1個だけ残して、切り落としてしまいます。
この切り落としたメロンは漬物になります。
これを「一樹一果」（いちじゅいっか）と言います。
このように育てられたメロンは契約先である果物専門店や百貨店の中元・歳暮用に出荷されます。
1個づつ「食べ頃」表示がつけられて出荷となります。

情報は足で稼げ！を実践し続けるつもりです。

「買い付け」もスキルというか「技術」ですよね。
目の力・舌の力などなど、扱うアイテムによっていろいろ。

最近、そういう仕事、私にもできないもんだろうか？と考えることがあります。
冷めたまんまで生きたくないですね。
なので、「買い付けの達人」みたいなサイトを見ると、胸が熱くなっちゃいます（笑）

＞うるしさま

販売しているマグロと冷凍、そして「畜養」の食べ比べをしている店長さんのブログがありました。

http://www.rakuten.ne.jp/gold/kaitatsu/s/maguro.ht...

「畜養」というマグロは、小型のマグロを捕獲し、いけすの中で餌をどんどん与えて、太らせ全身をトロにするそうです。
養殖マグロはほとんどこの「畜養」だそうで、稚魚から育てた、もしくは卵からふ化させた完全養殖のマグロは日本でしか成功例がなく、ほとんど市場に出回っていないそうです。

果たして販売されているマグロはどうなのでしょうか？

天然のマグロが一番ですが、それは持続可能でなければならないです。
マグロを絶滅の危機にさらしてまで天然物を食べたいとは思いません。
「畜養」も2〜30kぐらいのマグロを捕獲して、4〜50kの大きさにするそうで、そういう意味では同じです。

学生時代に、すし屋で修行された方が経営する居酒屋でアルバイトをしていた時があったのですが、そのときに、「まかない」で食べた天然の生のよこわ（マグロの子供）の味は忘れられません。

もちろん今日出なければゴミ箱行きとなる、別の意味で熟成されたものが多かったですが、1年を通じて今どんなものが旬なのかいろいろ勉強させてもらいました。

マグロ一つでもいろいろと考えることができます。
天然のマグロは自然のバランスを守りつつ、完全養殖のマグロも早く一般にも出回るようになって欲しいです。

＞サイト開発者さま

需要と供給のバランスが最も肝心では。

日本人はマグロを食べ過ぎです。程々と云うことを知りません。
さらに、東南アジアでマグロをペットフードに加工しています。
地中海の肥育マグロ（畜養と云うときれいに聞こえる？）も航空便を使って高値で買う国（日本）があるからで、トロを最上とするマスコミなども問題です。

鯨やマグロなど海の世界で生態系の頂点にある大型の生物を野放しにして捕獲しないと、プランクトンから始まる生態系を壊してしまいます。
鯨の影響が出始めているとの研究成果を発表しているのも見聞きします。

個人的には、年に１，２回おいしい天然マグロを食べられれば充分満足です。
でっち上げトロを食べる気はありません。

鯛やフグも養殖は食べません。これらの鋭い歯を持つ魚は、甲殻類や貝を食べるためにこんな歯を持っています。養殖の餌にエビなどを使っていたら採算に合わないのは自明です。

これらも、姿かたちはともかく、似て非なるものと考えます。

鯛も年に数回お祝い事に尾頭付きで善いではないですか。